日本人と台湾人はどちらも「恩義に厚い」国民性を持っています。
「民主主義を守る」観点から、台湾危機には日本は助太刀すべきです!
なでしこりんです。日本人は「恩義に応える」ことを美徳にしている民族です。「赤穂浪士」や「鶴の恩返し」、「一本刀土俵入り」も恩義を忘れずに応えた話ですよね。今日は台湾からのニュース。台湾の人たちもまた「恩義に厚い人々」のようです。
日本人技師が手がけた水路、完成から83周年で記念式典/台湾・台中
(台中 11日)日本統治時代の台中で3年間にわたる工期を経て1932(昭和7)年に完成した水路「白冷圳(はくれいしゅう)」。今月14日で83周年を迎えるのに先駆け、台中市内で10日、日本からの来賓などを招いた記念式典が開かれた。
同水路は大甲渓の上流で取り込んだ水を、白冷高地と呼ばれる丘を越えて下流の新社地域に送るために、金沢出身の技師、磯田謙雄(のりお)氏が作った。全長16.6キロで、市民の生活や農業などを支えた。総工費は現在の額で約45億円といわれる。
会場には林佳龍市長のほか、磯田氏の長女、松任谷良子さんら親族も出席。林市長は白冷シュウと周辺地域で開かれるイベントなどを組み合わせて水利、農業、文化、観光の振興を図りたいと今後の発展に期待を寄せた。(中央社)http://mjapan.cna.com.tw/news/asoc/201510110004.aspx
山越えで水を送るという壮大な設備が白冷圳なんですね!
日本と台湾 の間では、戦前の台湾に「嘉南大圳(かなんたいしゅう)」と呼ばれるダム設備と水路を作った「八田與 一(はった よいち)技師」が有名です。日本の敗戦後、台湾では、中国本土から中国共産党軍に追われた中国国民党軍が侵入し、日本統治を支えた「本省人」と呼ばれる台湾人への迫害や虐殺もありました。(1947年2月28日の「二・二八事件」)。 その時には日本時代の名残の物も破壊されたようですが、すでに故人であった「八田與 一の銅像と邸宅」を守ったのも台湾の本省人の人々でした。台湾の人々も恩義に厚い人々が多いようです。
嘉南大圳の水路口と完全に保全された八田與一邸。
今回、顕彰されたのは「磯田謙雄(のりお)技師」。磯田技師が作ったのが「白冷圳(はくれいしゅう)」と呼ばれている水路。農業にとっては水は大事です。アフガニスタンで医療ボランティアをされていた中村哲医師が、「水路開発」に余生をかけておられるのも「農業は水あってこそ。国家は農民あってこそ」と思いがあるからでしょう。それにしても、台湾の人々の道徳性の高さには驚かされます。
台湾の次期総統当選が確実視されている蔡英文氏と安倍総理
台湾では すでに「親中派の国民党・馬英九政権」は台湾国民から見放されており、現在野党の民進党に政権交代するのが確実視されています。「民主主義を守る」という立場では、日本と台湾は対等の立場で同盟を結ぶべきであり、「台湾の危機」には日本は援軍を送るべきでしょう。あなたは友人を選ぶなら誰を選びますか? 台湾人ですか? 韓国人ですか? それとも中国人ですか? 私なら迷わずに台湾人を選びます。 By なでしこりん
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友を選ぶなら台湾人、韓国人、中国人? 台湾の人々が戦前の日本人技師を顕彰
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